うさぎの島、大久野島。
しまなみ海道を回るなら、広島側の忠海港まで戻らなくても渡れます。
- しまなみ海道から、どうやって行くのか分からない
- 車はどこに停めるのか/島に持ち込めるのか
- うさぎ以外に何があるのか
車中泊の旅で46都道府県を回りました。残るは沖縄だけ。
今もハイエースで、グルメと絶景を求めて月1ペースでコハクと旅しています。
今回はジムニーで一人旅です。
2026年9月、しまなみ海道を4泊5日。
その3日目に大三島の盛(さかり)港から大久野島へ渡りました。
しまなみ海道を旅中に大久野島にも行きたい方にはとても便利です。
しかし一つ注意。盛港を出る便が、全部大久野島に寄るわけではありません。
知らずに乗ると、広島県まで運ばれます。

結論|盛港から15分。ただし「寄らない便」がある
- 盛港から大久野島まで、フェリーで15分
- 7:00・8:00・18:40の便は、大久野島に寄らない
- 運賃は大人片道360円。自転車は120円で載せられる
最初から往復チケットを買うのが正解。 - 島に車は持ち込めない(原則、車両通行禁止)
- 1周は約1万歩・2時間。靴はしっかりしたものを


盛港は、大三島にあります
大久野島というと、広島側の忠海(ただのうみ)港から行く記事ばかりが出てきます。
でも、しまなみ海道を走っているなら、大三島の盛港のほうがずっと近いです。
私は道の駅 しまなみの駅御島に泊まって、そこから車で10分で盛港に着きました。
駐車場は広い。8時半に着いて余裕でした
港には無料の駐車場があります。
私が着いたのは8時半。そのあと出航までにだんだん混んできましたが、駐車場が広いので、停められない心配はありませんでした。
車は港に置いて、身ひとつで渡ります。

うさぎの餌は、盛港の切符売り場で買えます
これは重要、うさぎの餌は、盛港の切符売り場で売っています。
島内では売っていないので、盛港から出る場合はここで買うしかありません。
ただし、餌がなくてもうさぎは寄ってきます。
大久野島のうさぎは人に慣れすぎていて、手ぶらで歩いていても足元に寄ってきます。


盛港を出る便が、全部大久野島に寄るわけではありません
ここがいちばんの落とし穴です。このフェリーは大久野島が終点ではなく、広島県の忠海港まで行く船です。そして大久野島を素通りする便があります。
大久野島に行ける便(盛港発)
| 盛港 発 | 大久野島 着 |
| 9:05 | 9:20 |
| 10:15 | 10:30 |
| 11:25 | 11:40 |
| 13:35 | 13:48 |
| 14:40 | 14:56 |
| 15:50 | 16:06 |
| 17:00 | 17:16(2〜10月のみ寄港) |
7:00・8:00・18:40の便は、大久野島に寄りません。
「朝いちばんの船で行こう」と7時に港へ行くと、うさぎに会えないまま広島県に着きます。
私が乗ったのは9:05の便。これが大久野島に上陸できる最初の便です。


帰りは16:39が最終
| 大久野島 発 | 盛港 着 |
| 8:45 | 9:00 |
| 9:55 | 10:10 |
| 11:05 | 11:20 |
| 12:15 | 12:30 |
| 14:19 | 14:35 |
| 15:29 | 15:45 |
| 16:39 | 16:55 |
私は15:29の便で戻りました。盛港に帰れる最終は16:39発です。
これを逃すと、広島側へ渡るしかなくなります。
9:05で渡って15:29で帰ると、島に6時間。ゆっくり2周できる時間でした。
到着したらまずフェリー待合所で帰りの便の時間を確認。
数は少ないですが、お土産もここで購入可能。
コインロッカーもありました。

運賃と、車のこと
必ず盛港には帰ってくるので、最初から往復を買うのが便利。
| おとな | 片道360円/往復720円 |
| こども(小学生まで) | 片道180円/往復360円 |
| 自転車 | 片道120円(別途、旅客運賃が必要) |
大久野島は、原則として車両通行禁止です。
どうしても乗り入れる必要がある場合は、事前に休暇村大久野島(0846-26-0321)への連絡が必要です。繁忙期は制限されることもあります。
自転車は片道120円で載せられます。
島内にレンタサイクルもありますが、持ち込むこともできます。
うさぎはどこで会える?|結論、どこでも会えます
「どこに行けばうさぎがいるんだろう」と思いながら渡りましたが、答えは「どこでも」でした。
南部砲台跡のような遺構のまわりにも、たくさんいました。


ただし、高いところへ行くほど数は減ります。展望台まで登ると、ほとんど見かけませんでした。
草むらに多いという印象、目をこらせば島中どこでもいます。
つまり、うさぎを探して歩く必要はありません。
普通に島を1周すれば、普通会えます。


うさぎとの付き合い方|現地の張り紙に書いてあること
ここのうさぎは、とにかく人に慣れています。
餌を持っていなくても、歩いているだけで足元に寄ってきます。
だからこそ、やってはいけないことを先に知っておいてください。
島のあちこちに張り紙があります。
- 食べ残した餌は持って帰る
- うさぎに触らない
- 手から直接、餌をあげない
どれも、うさぎを守るためのルールです。手から直接あげると噛まれることもありますし、うさぎにとってもストレスになります。餌は地面に置いて、少し離れて見守るのがいちばんです。

うさぎが食べ残した野菜は持ち帰りましょう!
島のあちこちに、食べ残しの生野菜が落ちていました。
特に休暇村ホテルと反対側は目立ちました。
中には、キャベツを丸ごとリュックに入れて持ってきている人もいました。
この記事を読んで行く方だけでも、うさぎが食べ残した野菜は持ち帰ってもらえたらと思います。
うさぎだけじゃない|毒ガスを作っていた島です
大久野島は「うさぎの島」として知られています。
でも実際に歩いて印象に残ったのは、うさぎだけではありませんでした。
この島では、戦時中に毒ガスが作られていました。
島は地図から消され、存在しないことにされていた時期もあります。
砲台跡や貯蔵庫跡が、今もそのまま残っています。
今回の旅は実はこの戦争遺構を見るのが目的でした。


毒ガス資料館は150円。2026年8月から通常どおり開館
島には大久野島毒ガス資料館があります。
この資料館は停電の影響で2026年6月22日から臨時休館していましたが、2026年8月8日から通常どおり開館しています(竹原市の発表)。
所要時間は30分ほど。
展示はそれほど広くありませんが、この島で何が作られ、何が起きたのかが具体的に分かります。うさぎを見に来ただけのつもりでも、ここに寄ると島の見え方が変わります。

| 入館料 | 19歳以上 150円 9歳未満 無料/団体(20名以上)120円 |
| 開館時間 | 9:00〜16:00(最終入館15:40) |
| 休館日 | 年末年始(12月29日〜1月3日) |
| 電話 | 0846-26-3036 |
1周1万歩・2時間。歩くか、自転車か
島を1周すると約1万歩。しっかり見て回ると2時間ほどかかりました。
私はしっかりみたくて2周したので、約2万歩。
レンタサイクルもありますが、今回は自分の足で歩きたかったので使いませんでした。
砲台跡など山上にある場所もあるので遺構をしっかりみたい方は徒歩の方が便利です。
ただし靴だけは、ちゃんとしたものを履いてください。
舗装されていない道、登山的な要素もあります。


\\ 底がしっかりした靴なら2万歩でも平気//
昼ごはんは、渡る前に用意する
昼ごはんは、島に渡る前に食べておくか、買って持ち込むのがおすすめです。
島内のレストランは休暇村の「うさんちゅ」だけ。営業は11:30〜13:30(ラストオーダー13:00)です。この2時間に合わせて動くと、島にいられる時間がかなり削られます。
休暇村周囲の海岸沿いにはテーブルがたくさんあります。
好きなタイミングで、穏やかな瀬戸内の海を眺めながら食べられます。

持ち物チェックリスト
- 底がしっかりした靴(1周1万歩)
- 水とお弁当(島内ではレストランは1ヶ所)
- タオル(海風で濡れます)
- 帽子(日陰が少ない区間があります)
戦争遺構をしっかりみたい方はトレッキングと同等の準備をお勧めします。 - うさぎの餌(盛港の切符売り場で買えます。先に買っておくのがおすすめ)
まとめ|盛港から15分。寄らない便にだけ気をつけて
- しまなみ海道からなら盛港が近い。道の駅御島から車で10分
- 7:00・8:00・18:40は大久野島に寄らない
- 盛港の駐車場は無料で広い。8時半着で余裕だった
- 運賃は大人片道360円。車は持ち込めない
- 毒ガス資料館は150円。2026年8月8日から通常開館
- 1周1万歩・2時間。靴はしっかりしたものを
うさぎに会いに行ったつもりが、気づけば島の歴史を追いかけていました。ここは、ただのかわいい島ではありません。
しまなみ海道を4泊5日で回った全行程は、こちらにまとめています。
\\ 4泊5日の全行程//
しまなみ海道を車中泊4泊5日|女ひとりジムニー旅の全行程
\\ 盛港に近い道の駅//
道の駅しまなみの駅御島で車中泊
島に泊まるなら、休暇村大久野島
大久野島に宿は1軒だけ。休暇村大久野島です。島内で唯一のレストランも、ここにあります。

日中の島は、どうしても人が多くなります。でも最終の船が出たあとの島には、泊まった人しかいません。朝と夕方のうさぎに会えるのは、宿泊した人だけです。

\\ 島に泊まって、朝と夕方のうさぎに会う //




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