広島の江田島に、明治時代の砲台跡がそのまま残っている山があります。
- 通行止めと聞いたけど、今は行けるの?
- 車はどこに停めるの?
- 犬と一緒に歩ける?
調べても通行止めの情報が古いままで、行っていいのか分からない。
私もそこで迷いました。
2026年8月、ハイエースにコハクを乗せて行ってきました。
この記事では、通行止めの最新情報・駐車場・山の中の回り方を、犬連れ目線でまとめます。
先に結論を書くと、通行止めは解除されています。車で山頂近くまで上がれます。

結論|通行止めは解除。車で山頂近くまで行けます
- 2024年11月2日から、落石の危険のため通行止めが続いていました。
「期間は未定」とされたまま約1年5か月。
それが2026年3月27日に解除されました。 - 駐車場は山頂のすぐ近く。無料・24時間で、広くて停めやすい
- 屋外の史跡なので犬と歩けます。ただし階段と山道あり。
- 全て回って所要時間2時間あれば十分です。
- 自販機はありません。電波も不安定です
三高山砲台跡ってどんな場所?
江田島の北西にある三高山(みたかやま・標高401.8m)。
地元では「砲台山(ほうだいやま)」と呼ばれています。
明治時代の後期、広島湾に外国の船を入れないために、2年かけて造られました。
総面積は約198,000㎡。西日本でも最大級と言われています。
そして、ここがこの場所のいちばん印象的なところです。
この砲台は実戦で一発も撃つことなく、役目を終えました。
今は土木遺産に認定され、弾薬庫や監視所のレンガ建造物が、そのまま残っています。

通行止めはどうなった?|2026年3月に解除されています
江田島市の発表によると、砲台山線の通行止めは2026年3月27日に解除されました。
1年5ヶ月間の間通行止めでしたが、今は車で上がれます。
ネット上には「南側の道が通行止め」という情報がまだ残っていますが、それ以前の情報です。
ただし今も通行止めの林道はあります。
陀峯山(だぼうざん)の林道椿線で、落石の危険があるためです。
これは別の山なので、三高山とは関係ありません。
林道の状況は変わります。
心配な場合は行く前にこちらで確認してください。
- 江田島市役所 農林水産課(林道の通行止め)/0823-43-1642
- 江田島市役所 商工観光課(観光の問い合わせ)/0823-43-1644
駐車場とトイレ|山頂のすぐ近くまで車で行けます
| 場所 | 江田島市沖美町是長 |
| 駐車場 | 無料・ 広くて台数に余裕あり キャンピングカーOK |
| 開放時間 | 24時間 |
| 料金 | 無料 |
| トイレ | あり |
| 自販機 | なし |
| 電波 | 不安定 |
駐車場は山頂のすぐ近くにあります。
「砲台跡=登山」と身構えていましたが、車で上がれてしまいました。
かなり広い駐車場です。
その手前にトイレがあり、その前にも3台程度は駐車可能。

停められずに困ることはなさそうでした。ハイエースでも問題なく停められました。
飲み物は必ず持っていってください。山の上に自販機はありません。
山の中の回り方|駐車場から2つに分かれます
ここが分かりにくいので、先に書いておきます。
山頂の駐車場から道が2つに分かれます。
どちらから行ってもパノラマ展望台はいけます。目的は一緒です。
| 左へ行くと | 北部砲台跡。レンガの遺構が並ぶ、いちばんの見どころ |
| 右へ行くと | 砲台山パノラマ展望台。「旧軍兵舎跡」の標識が目印 |
| 駐車場から西へ | 南部砲台跡。北部からは直接行けません |
時間があるなら両方まわれます。
途中には、兵隊が身を隠した掩蔽部(えんぺいぶ)跡も残っています。

私は北部砲台跡とパノラマ展望台の両方をまわって、1時間ほどかかりました。
駐車場のそばに現地の案内地図があるので、それを見れば迷いません。
砲台跡は、北部と南部の2か所に分かれています。
北部砲台跡とパノラマ展望台は、どちらも駐車場の東側。
いっぽう南部砲台跡は、駐車場をはさんで西側にあります。
北部から南部へ、直接つながっているか確かでなかったので一旦駐車場へ。
南部砲台跡の入り口はトイレの前からです。
ここからは30分ほどで回ることができます。

駐車場のそばに、現地の案内地図があります。北部・南部・駐車場の位置関係が一目で分かるので、歩き出す前に見ておくと迷いません。

レンガの遺構は「ラピュタ」のよう
弾薬庫、機械設備庫、巡回監視所。明治のレンガ造りが、草に包まれて残っています。



人の手が入りすぎていないぶん、物語の中に入り込んだような景色です。



犬連れで行けます|ただし階段と山道があります
屋外の史跡なので、コハクと一緒に歩けました。入場料もいりません。
ただし、楽な散歩コースではありません。
- 長い階段と、けっこうな山道があります
- 足元は土と落ち葉。雨のあとはすべります
- 動物のフンが落ちていることがあります。拾い食いに注意してください
- 夏は木陰が多いですが、水は多めに
小型犬や足の弱い子は、抱っこかスリングを用意しておくと安心です。
コハクは自分の足で歩けました。
ただ階段が多いので、リュックは必須。
\\ 愛用中のリュック//
そこがしっかりしているので安定感抜群!
展望|夕日が格別だそうです
山頂からは、北に広島市と宮島、西は岩国方面まで見渡せます。

隣に宮島、沖に阿多田島、遠くには山口県の周防大島。瀬戸内海を一望できる場所です。
江田島市観光協会によると、夕日が海に沈む時間帯は格別とのこと。
ただし夕日を狙うなら、帰り道のことまで考えてください。山頂までの道は狭く、日が落ちると一気に暗くなります。街灯はありません。
「三高山砲台跡 心霊」で検索されることもあるようですが、昼間に行けば、ただ静かな山です。暗くなってからの訪問は、怖いからではなく道の細さという意味で危険なので、おすすめしません。

行き方|公共交通はありません
- 車:三高港から山頂まで約5分
- フェリー:広島港(宇品)から三高港まで約40分(車も載せられます)
- バス:三高港から亀原まで約15分。そこから徒歩45分ほど
現実的には車かバイクです。フェリーに車を載せれば、広島市内からでも日帰りで行けます。
山頂までの道は狭いです。でもハイエースで行けました。
対向車が来たときに備えて、ゆっくり上がってください。

右に行ってください!

持ち物チェックリスト
- 飲み物(自販機がありません)
- 歩きやすい靴(階段と山道があります)
- リュック型のスリング
以下の3つは必須。
\\ スニーカーは必須//
トレッキングから街歩きまで万能に使えます
\\ 山頂には自動販売機ありません//
片手で挙げられる給水ボトルは便利!
\\ 愛用中のリュックはこれ//
そこがしっかりているので安定感抜群!
まとめ|通行止めは解除。犬と歩ける明治の砲台跡
- 砲台山線の通行止めは2026年3月27日に解除(江田島市発表)
- 駐車場は山頂のすぐ近く・無料・24時間。トイレあり、自販機なし
- 犬と歩ける。ただし長い階段と山道あり
- 駐車場から左が北部砲台跡、右がパノラマ展望台。両方で1時間ほど
- 一発も撃たずに役目を終えた砲台が、そのまま残っている
観光地として整備されすぎていない場所です。
だからこそ、明治の石とレンガが、そのままの顔で残っています。
江田島を回るなら、ここは外さないでください。
江田島をまる1日かけて回るコースは、こちらにまとめています。
👉 江田島犬連れドライブ|テラス席ランチ・夕日ビーチ・車中泊スポット

江田島クリスタルロードの記事はこちらから。
👉江田島クリスタルロードとネイビーロード|見頃の日・駐車場・犬連れOK



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