大久野島は「うさぎの島」として知られています。
でも島を歩くと、明治の砲台跡と、昭和の毒ガス工場跡が、至る所に残っています。
- 案内地図を見ても、どこから回ればいいのか分からない
- 半日で主要な遺構を見られるのか知りたい
- 行き止まりや立入禁止がどこにあるのか、先に知っておきたい
車中泊の旅で46都道府県を回りました。残るは沖縄だけ。
今もハイエース・ジムニーで、グルメと絶景を求めて月1ペースで旅しています。
今回はジムニー一人旅。
2026年9月、大久野島を2周して約2万歩歩いてきました。
この記事では、実際に歩いた順番そのままに、遺構のまわり方を書きます。
先に正直に書いておきます。
地図だけでは分かりにくい場所が多く、行き止まりや見学できない場所もありました。

結論|港から左回り。主要な遺構は半日で回れます
- 第二桟橋に到着、そこから左回りが歩きやすい
- 南部砲台跡 → 資料館 → 貯蔵庫跡 → 北部・中部砲台跡で主要どころは押さえられる
- 1周=約1万歩・2時間。私は2周して2万歩。
- 行き止まり・立入禁止・閉鎖中の場所がある。地図どおりには歩けない
- 昼ごはんは船に乗る前に購入、または事前に食べてくることをお勧め。
島内のレストランは開店直後から満席になります
実際に歩いた順番【ルート】
| 順 | 場所 | メモ |
| 1 | 南部砲台跡 | 港から左回りで最初 |
| 2 | 毒ガス資料館 | 滞在30分ほど |
| 3 | 休暇村の前を通って海沿いへ | |
| 4 | 三軒軒毒ガス貯蔵庫跡 | 休暇村の左側 |
| 5 | トイレ跡 | 当時のまま残っています |
| 6 | 長浦毒ガス貯蔵庫跡 | 島内で最大の貯蔵庫 |
| 7 | 北部砲台跡 | レンガ遺構が集まる、いちばんの見どころ |
| 8 | 中部砲台跡 → 展望台 | |
| 9 | 南部展望台へ降りてしまった | ⚠️ ここで道を間違えました。時刻は11時半 |
| 10 | 休暇村で昼ごはん | レストランは満席。売店のパンを買って海沿いで |
| 11 | 2周目へ | 北部照明所跡は閉鎖されていて行けず |
| 12 | 発電所跡・旧桟橋 | 海沿いを反対側まで歩いて |
\\ 散策マップはこちら//

島内の案内看板にも、同じルートが載っています。
途中で現在地を確認しながら散策すると迷いません。

南部砲台跡|港から左回りで最初に着きます
港を出て左へ進むと、最初に着くのが南部砲台跡です。
明治時代、ここには芸予要塞の砲台が置かれていました。
石積みの砲座が、草に埋もれながら残っています。


毒ガス資料館|30分で、島の見え方が変わります
うさぎを見に来ただけのつもりでも、ここに寄ると島の見え方が変わります。
| 入館料 | 19歳以上 150円/19歳未満 無料 |
| 開館時間 | 9:00〜16:00(最終入館15:40) |
| 休館日 | 年末年始(12月29日〜1月3日) |
| 所要時間 | 30分ほどで十分 |
この資料館は停電の影響で2026年6月22日から臨時休館していましたが、2026年8月8日から通常どおり開館しています(竹原市の発表)。

毒ガス貯蔵庫跡とトイレ跡|海沿いを歩きます
休暇村の前を通って、海沿いへ出ます。

しばらく歩くと三軒軒毒ガス貯蔵庫跡。


さらに進むと当時のトイレ跡が、そのまま残っています。


トイレ跡まで残っているのが、この島の特徴だと思いました。
工場があったということは、そこで働く人の生活もあったということです。
長浦毒ガス貯蔵庫跡|島内で最大の貯蔵庫

島内で最大の毒ガス貯蔵庫跡です。
内部は立入禁止ですが、外から見るだけでも大きさが分かります。
写真で見るのと、目の前に立つのとでは、まるで違いました。


北部砲台跡から中部砲台跡、そして展望台へ
北部砲台跡は、レンガの遺構が集まる、この島でいちばんの見どころだと思います。

そこから中部砲台跡へ。島中心部に向けて登っていくので階段、険しい道です。


20分ほど上ると中部砲台跡到着。


さらに登ると展望台に出ます。

⚠️ 地図だけでは分かりにくい|私は道を間違えました
展望台から降りるときに、南部展望台のほうへ出てしまいました。

島には案内地図がありますが、分かれ道のすべてに標識があるわけではありません。
しかも行き止まりや、見学できない場所も多数あります。


この時点で11時半。ここで一度、昼ごはんに向かうことにしました。
- 分かれ道では、地図より標識を優先する
- 行き止まりがある前提で、時間に余裕を持つ
- 閉鎖中の場所がある(私のときは北部照明所跡が閉鎖されていました)
\\ 地図にはあるが閉鎖中だった場所//

私が回った時は少なくとも○の3つは閉鎖されていて近くまでは行くことができませんでした。
昼ごはんの落とし穴|レストランは満席でした
昼は休暇村のレストランへ向かいました。ところがすでに満席。
島内のレストランはここ1軒だけです。
営業は11:30〜13:30(ラストオーダー13:00)。
この2時間に全員が集中します。
結局、売店でパンを買って、海沿いで食べました。
しっかり食べたいのであれば、渡る前に買っておくのが確実です。
\\ 島への行き方とフェリーの注意点はこちら//
大久野島へ盛港から渡る|寄らない便に注意・駐車場無料・1周2時間
2周目|発電所跡と旧桟橋まで
昼のあと、2周目に入りました。


まず北部照明所跡へ向かいましたが、閉鎖されていて行けませんでした。

これ以上は先に進めませんでした。
さらに海沿いを歩いて島の反対側へ。発電所跡と旧桟橋を見てきました。

発電所跡は、この島でいちばん「廃墟」という言葉が似合う建物です。
内部は立入禁止なので、外から眺めるだけになります。


歩く前に知っておきたいこと

- 1周 約1万歩・2時間。遺構をしっかり見るなら、もっとかかります
- 舗装されていない道があります。靴はしっかりしたものを
- 内部に入れる遺構はほぼありません。外から見る前提で
- 自販機は限られます。水は持って歩いたほうが安心
\\ 底がしっかりした靴なら2万歩でも平気//
まとめ|うさぎの島は、戦争の島でもありました

- 港から左回り。南部砲台跡 → 資料館 → 貯蔵庫跡 → 北部・中部砲台跡
- 資料館は150円・30分。2026年8月8日から通常開館
- 長浦毒ガス貯蔵庫跡は島内最大
- 地図だけでは分かりにくい。行き止まり・立入禁止・閉鎖中の場所がある
- 昼ごはんは持参推奨。時間帯が合えば島内で食べられるかも。
歴史好き、廃墟好きには絶対に訪れてほしい場所、大久野島。
決して忘れてはいけない歴史をここではとても身近に感じることができました。
\\ 島への行き方・フェリーの時刻表//
大久野島へ盛港から渡る|寄らない便に注意・駐車場無料・1周2時間


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