しまなみ海道を車中泊4泊5日|女ひとりジムニー旅の全行程

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  • 自転車には乗らないけれど、しまなみ海道は走ってみたい
  • 車中泊で回りたいのに、どこで眠れるのか分からない
  • 効率的な回り方が知りたい

しまなみ海道を検索すると、出てくるのはサイクリングの情報ばかり。
車で回る人向けのプランも、半日か1泊2日のものがほとんどです。

2026年のシルバーウィーク、ジムニーで4泊5日・車中泊4泊のしまなみ海道をひとりで走ってきました。車中泊歴は10年になります。

実際に4泊して分かったのは、1泊2日ではまったく足りないということ。
結論、しまなみ海道を車中泊で回るなら、拠点は大三島にするのがおすすめ。

この記事では、5日間の全行程、実際に寝た道の駅4か所の寝心地、行く前に知りたかった失敗談まで、ぜんぶ正直に書きます。

亀老山展望台からの眺め

結論|車中泊の拠点は大三島。因島と向島に道の駅なし

しまなみ海道には島が6つあります。
そのうち道の駅があるのは、大島・大三島・伯方島だけです。

因島・向島・生口島には、道の駅がありません。そして日帰り入浴もありません。

「因島には温泉がある」と書いているサイトはたくさんあります。
ところが、ホテルいんのしまの日帰り入浴は、公式サイトにこう書かれていました。

日帰り入浴は引き続き当面の間休業致します。

もうひとつあった寿湯も、すでに閉業しています。

つまり因島を夕方まで観光したあと、島の中で風呂に入ることも、眠ることもできません。
私は因島観光後は向島を抜け、尾道のポッポの湯まで走りました。

4泊5日の全行程【一覧表】

日回った島泊まった場所
1日目大三島 → 大島よしうみいきいき館(大島)
2日目大島 → 伯方島 → 大三島道の駅 しまなみの駅御島(大三島)
3日目大久野島 → 大三島道の駅 しまなみの駅御島(連泊)
4日目大三島 → 因島 → 向島 → 尾道道の駅 みはら神明の里(三原)
5日目尾道—

生口島とゆめしま海道は、時間が足りずに行けませんでした。
伯方島も道の駅に寄っただけです。
4泊5日でも、全部は回れませんでした。

1日目|尾道から入って、大島で泊まる

尾道側から島に入りました。
最初に向かったのは大三島のよし川。
ここの海鮮丼は前から食べてみたかったので途中で一旦高速を降りました。

そのまま大島へ渡り、村上海賊ミュージアムへ。

屋上からは能島が見えます。

亀老山は、夕日の時間を外して行く

大島で外せないのが亀老山展望公園です。来島海峡大橋を上から見下ろせます。

ただし、ここはガイドブックに必ず載っている名所。私が行ったときも、すごい渋滞でした。

とくに有名なのが夕日です。そのため夕方に人が集中します。土日や連休だと、駐車場まで辿り着けない可能性があります。

山頂までの道は細く、途中で引き返すのも簡単ではありません。
夕日にこだわらないなら、午前中〜昼にかけて行くほうが確実です。

1泊目車中泊 道の駅よしうみいきいき館

風呂は島唯一の日帰り温泉、満天の湯。

海宿千年松の日帰り温泉。

旅館前からの景色が最高でした。

プライベートビーチ、貸切でこの景色を独り占め!

1泊目はよしうみいきいき館で車中泊。
連休中はどの道の駅も混雑かと思いましたが、ここはほぼ貸切状態で静かでした。

2日目|能島に上陸して、大三島へ

朝いちばんで泊(とまり)の堤防アートへ行きました。

天気が良くなくて残念・・・

ここで地元の方に、「ここから見る夕日が絶景」と教えてもらいました。
いつかは夕陽を見にもう一度訪れたいです。

こんな夕日が見られるそうです。

午前中は能島城跡の上陸ツアーに参加。これは事前申し込みが必要です。

歴史好きにはぜひ参加してほしいツアー。ガイド付きで大満足でした。

昼は水軍レストランで海鮮丼。
ウニ、サザエが付いて3000円台はコスパ最高。

大島を出て伯方島へ。
伯方島はマリン・オアシスはかたに寄って伯方の塩ソフト。
時間の都合上、伯方島で寄ったのはここだけです。

大三島に渡り、道の駅 多々羅しまなみ公園へ。
ここから見る多々羅大橋の眺めが、本当に良かったです。

大山祇神社は、道の駅の正面の市営駐車場が便利

続いて大山祇神社と宝物館へ。

ここで役に立つ情報をひとつ。神社の駐車場は台数少なく常に満車。
しかし道の駅の正面にある市営駐車場に停められます。
神社にも近く、こちらにすぐ向かう方が便利。

この日の風呂はマーレ・グラッシア大三島。
露天風呂から夕日が見えます。

2泊目は道の駅 しまなみの駅御島。


コンビニと地元スーパー(大三島ショッパーズ)が歩いて行ける距離にあり、買い出しに困りません。

地元スーパー。惣菜は遅い時間は売り切れでした。

3日目|大久野島は、昼ごはんを用意してから渡る

3日目は大久野島(うさぎ島)へ。盛港から船に乗ります。

大久野島に車は持ち込めません。
車は港に置いていきます。私は始発の便で渡り、15時半まで島に滞在しました。

うさぎの島は、戦争の島でもありました

大久野島は「うさぎの島」として知られています。


けれど今回の旅の目的は「戦時中、毒ガスが作られていた大久野島」を体感すること。
ここも歴史・遺跡好きにはぜひおすすめしたい場所。

この島では、かつて毒ガスが作られていました。
砲台跡をはじめ、当時の建物の跡が今も残っています。

歴史・遺跡好きの方はぜひ訪れてほしい場所です。
※大久野島だけを詳しくまとめた記事は後日UPします。

1周1万歩・2時間。歩くか、自転車か

島を1周すると約1万歩になります。しっかり見て回ると2時間ほどかかりました。

私は2周したので、約2万歩歩きました。
レンタサイクルもありますが、今回は自分の足で歩きたかったので使いませんでした。
自転車ではいけない場所も多々あるので、しっかりみたい方は徒歩での移動がおすすめです。

ただし靴だけは、ちゃんとしたものを履いてください。これは後半でもう一度書きます。

昼ごはんは、渡る前に用意する

昼ごはんは、島に渡る前に食べておくか、買って持ち込むのがおすすめです。

島内のレストランは休暇村の「うさんちゅ」だけ。
営業は11時半〜13時半(ラストオーダー13時)です。この2時間に合わせて動くと、島にいられる時間がかなり削られます。軽食が食べられる喫茶もありますが、選択肢は多くありません。

海岸沿いにはテーブルがたくさんあります。好きなタイミングで、うさぎを眺めながら食べられます。

休暇村の売店で菓子パンが売っていたので、外でサクッと食べました。

大三島で日帰り入浴できるのは、たった2か所

島から戻って、多々羅しまなみドームの中にある「三島の湯」へ。
市営プールに併設されたシンプルなお風呂です。
海水の感じが強いのが印象に残りました。

大三島で日帰り入浴できるのは、この2か所だけです。

施設料金営業時間・休み
三島の湯
(多々羅しまなみドーム内)
560円
(中学生以下280円
65歳以上450円)
10:00〜21:00
(受付20:30)
火曜休
マーレ・グラッシア大三島700円(小人350円)10:00〜20:00
(札止め19:30)
水曜休

2つとも入った正直な感想としては、マーレ・グラッシアのほうが私好み。
いわゆるスパ銭でサウナもあり、露天から夕日まで見られます。
三島の湯は21時までやっているので、遅くなった日に助かる存在でした。

この日も道の駅 しまなみの駅御島に泊まりました。
因島まで進みたかったのですが、因島には風呂も泊まる場所もないので、大三島で泊まるのが一番効率的でした。

4日目|多々羅大橋の日の出から、因島を1日かけて回る

朝、道の駅多々羅しまなみ公園で日の出を見ました。

橋の前の道は日中ひどく渋滞しますが、早朝はまったく混みません。
早朝から車で動けるのは車中泊の醍醐味。ぜひ行ってみてほしいです。

朝ごはんはファミリーマート多々羅大橋前店で。
ここ、ただのコンビニではありません。
屋根付きのベンチがあって、多々羅大橋を眺めながら食べられます。
最高のコンビニでした。

白滝山・はっさく屋・因島水軍城

今回は生口島には寄らず、因島へ向かいました。
まずは白滝山の五百羅漢へ。八合目に車を停めて歩きます。

そのあとはっさく屋の大福へ。


8時半オープンで、9時前に着いたときにはもう店内に人がいました。
イートインがあり、因島大橋を見ながら食べられます。

因島水軍城へ移動。



ランチは海鮮丼の六大陸へ向かいました。

六大陸は、先に名前だけ書きに行くのが正解

ここでは時間配分を失敗。
10時半過ぎに着いたら、すでに外に人だかり。
店の前に出された紙に名前を書くしくみで、私は10番目くらいでした。
11時半に開店して少しずつ呼ばれるのですが、私が呼ばれたのは12時半前。

先に名前だけ書いて、白滝山に行けばもう少し早く食べられたかもです。

地蔵鼻の眺めが、因島でいちばん

そのあとは大浜崎灯台記念館(旧大浜埼通航潮流信号所)へ。

ここからの眺めも絶景。

島の反対側へ移動し、大山神社へ。

美可崎城跡・地蔵鼻へ。

美可崎城跡はこんな細い道を登っていきます。
ここであってるかちょっと不安になる程。

すぐ隣の地蔵鼻へ。
長い階段を降りていきます。

因島でいちばんの眺めは、ここだと思いました。ただし駐車場は3台ほどしかありません。

時間帯によってはここまで行けない場合もあるようです。

お土産は松愛堂の和菓子にしました。日持ちするものもあるので、店舗で買うのがおすすめです。

ゆめしま海道も行きたかったのですが、時間が足りず断念しました。

岩子島の厳島神社で、夕日を見る

16時半に因島を出て、向島へ。岩子島の厳島神社で夕日を待ちました。
時期のよっては鳥居の中に沈む夕陽が見られるそうです。


海の中に立つ灯籠と、沈んでいく夕日。ここは本当にきれいでした。

尾道大橋を渡って尾道市へ入り、ポッポの湯で汗を流します。
4泊目は道の駅 みはら神明の里でした。
トラックエリアとは別れていますが、バイクが多く夜間も出入り頻回。

5日目|千光寺でしめる

最終日は朝から千光寺へ。千光寺公園駐車場に停めました。

尾道の街と、渡ってきた島々を見下ろして、5日間が終わりました。

展望台からの眺めも絶景。

車中泊した道の駅3か所の正直な感想

場所正直な感想
よしうみいきいき館
(大島)
連休でも人が少なく、静か。
傾斜はほぼなし。
海が目の前。
しまなみの駅御島
(大三島)
コンビニと地元スーパーが徒歩圏。
傾斜ほぼなし。トイレ綺麗。
買い出しが楽。
みはら神明の里
(三原)
バイクが多く、夜遅くまでうるさい。
ただし駐車場は広く、トイレはきれい。
傾斜はほぼなし。トイレ綺麗

それぞれの設備や過ごし方は、別の記事に詳しくまとめます。

行く前に知りたかった3つのこと

  • 土日、連休中の六大陸は、早めに行って名前だけ書きに行く。
    観光の前に一度寄って名前を書き、そのあと白滝山へ。これで2時間が浮きます
  • 因島、向島には、泊まる場所も風呂もない。
    夕方に因島にいるなら、大三島に戻るか尾道まで出る前提で動く
  • 大久野島の昼ごはんは、渡る前に購入か、食べてから渡るか。
    島で食事の時間に縛られると、観光する時間が減ります

女ひとりで車中泊して、怖くなかった?

結論から言うと、怖い思いは一度もしませんでした。
5日間で、夜中に目が覚めたことすらありません。

とはいえ、何もしていないわけではありません。私がやっているのは、この3つだけです。

  • 防犯アラームを、必ず枕元に置く
  • 窓のシェードをする(外から中が見えない状態にする)
  • 必ず鍵をかけて寝る
  • 女ひとりと分からないよう行動する

当たり前ですが、これを守ればあとは普通に眠れます。

連休中はどこも車でいっぱいでした。
暗い駐車場に、ひとりぼっちでぽつんと停まっているわけではありません。
マナーを守って、ありがたく滞在させていただきました。

持ち物チェックリスト

今回の旅でまず購入したのがガイドブック。
普段はGoogleマップで事足りますが、今回は島の数が多く全体像を把握したくて、まず購入しました。

ガイドブックはこれが正解。
るるぶの「瀬戸内島旅しまなみ海道」。
瀬戸内の島が網羅されていてどの島同士がどのフェリーで行き来できるか、航路時刻表まで掲載されています。買っておいて間違いない1冊でした。

そして一番大事なのは、靴です。

トレッキング用の、底がしっかりした厚めの靴を強くおすすめします。
大久野島だけで一周約1万歩、私は2周したので2万歩歩きました。
白滝山の五百羅漢も、亀老山も、地蔵鼻も、結局どこも歩きます。

\\ 防犯アラームで夜も安心//

\\ シェードは防犯対策に必須//
専用設計だから自分の車にピッタリ!

まとめ|しまなみ海道車中泊旅は4泊でも足りない

  • 車中泊の拠点は大三島。因島と向島には道の駅も日帰り入浴もない
  • 大三島の日帰り入浴は2か所だけ。火曜と水曜で片方ずつ休む
  • 大久野島に車は持ち込めない。昼ごはんは渡る前に用意する
  • 六大陸は先に名前を書く。これで2時間浮く
  • 亀老山は夕日の時間を避ける。土日は駐車場は入れない可能性大
  • 早朝の多々羅大橋は渋滞ゼロで、日の出が見られる
  • 靴はトレッキング用。想像の3倍歩く

自転車に乗らなくても、しまなみ海道は十分すぎるほど楽しめました。
どこを走っても海と山を背景に大きな橋、絶景を見ることができ、美味しい海鮮が食べられる。
しまなみ海道の旅は最高でした。

白滝山からの眺めも絶景。

好きな時間に起きて、食べたいものを食べて、気に入った場所に好きなだけいました。
誰にも予定を合わせなくていいのが、ひとり旅のいちばんいいところです。

生口島も、ゆめしま海道も、泊の夕日を見に、もう一度ぜひ行きたいです。

島なのでどこからでも朝日、夕陽を見ることができます。
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